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ターゲットは誰だ?【OEM成功への道その4】
食品ブランドのターゲットといえば何を思い浮かべますか?
ターゲット、実際に購入してくれるであろう人の属性です。
「20代の女性。」
「朝ゆっくりご飯を作る時間がないけど健康的なものを食べたいと思っている女性。」
「おいしいものにはいくらでも払いたいと思っている富裕層。」
購入してくれる人を具体的にイメージすることは商品開発において重要です。
グラノーラに限らず、ターゲットを、すべての女性とすると失敗します。
食べてもらう人をイメージして、どういった食べ物をおいしいと思っているのか、どんな素材が好きなのか、最初は手探りですが、続けていけばブランドのターゲットに刺さる商品づくりのコツが見えてきます。
一部のお客様のニーズを過大評価しても失敗します。
一例です。シナモンの新商品を出すにあたって、
「シナモン控えめのシナモン商品があれば試してみたいと」
いう意見をもらうことがありました。
しかし、商品化するとシナモン控えめのシナモンがそんなに好きではない方は、その商品を買い続けないし、シナモン好きな人からするとシナモン感の物足りない商品を買わされて失敗したと思われてしまい、下手をするとブランドの信用を失うことに繋がりかねません。誰のニーズもしっかり満たすことができない中途半端な商品が出来上がっていたのです。
シナモンの商品は、シナモンが好きな人をメインターゲットにシナモン感をしっかり出した商品を作る必要があります。
大手のパフタイプの甘いグラノーラを日常的に食べている方も弊社で製造するOEMのグラノーラのターゲットから外れます。
どちらも食べる方はスポットで試してくれる方で、弊社のタイプのグラノーラ を継続的に食べる方は大手のパフタイプは食べていないようです。
砂糖を使用しない、小麦を使用しない、バターを使用しない、はちみつを使用しない、
など、ヴィーガンやグルテンフリー などの条件を満たす商品づくりはターゲットが明確な分、市場規模の小ささがネックになることが大きいです。
砂糖と小麦を食べない方の味覚は、食べる方の味覚と異なります。
実際に実践してみたら分かりますが、甘さに敏感になります。穀物の甘さをより感じられるようになったり、油物が受け付けなくなったり、制限のない方から見るとストイックで敏感な味覚となります。
何が言いたいかというと、商品のターゲットには最新の注意が必要ということです。
例えば、ヴィーガン向けの商品が、ヴィーガンではない方にとってベストな商品とはならないということに注意が必要ということです。
新ブランドを立ち上げるにあたって最初から市場を絞り過ぎるのも問題です。
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